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2025.06.06#その他

「障がい者スポーツについて理解を深める」講師に琉球スポーツサポート代表の手登根雄次さん

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6月4日、福祉文化学科石原端子先生の健康スポーツ演習(ゴール型)では、ゲストスピーカーに障がい者中心の総合型スポーツクラブを運営されている「琉球スポーツサポート」代表の手登根雄次さんをお招きしての講義が行われました。琉球スポーツサポートは、「障がい者スポーツを沖縄から変える」をミッションに掲げ活動している総合型スポーツクラブです。このクラブには、多種目(卓球、陸上、バドミントン、ベースボール、ジョギング、eスポーツ、フロアボールなど)のクラブがあります。また知的障がい者が中心に、気軽に運動遊びをしたい幼児、アスリート志向のこどもたち、フルマラソンを完走したい大人など、多世代が集まり各自の目的にあわせスポーツを楽しんでいます。もちろん障がいの有無にかかわらず参加が可能です。

健康スポーツ演習(ゴール型)の講義では、指導者の立場になり、運動ができない人(苦手な人)を対象に、「できた!」「楽しい!」体験をしてもらうために、どのような工夫や配慮が必要かを実践のなかで考えてもらいます。学生たちは、4~5名ずつが1つのグループになり、毎回、1グループずつ、運動が苦手な児童を対象にした60分の授業を行い、最後はその授業について互いに評価し合います。

今回は、「感覚統合と運動分解」のテーマで、運動ができない人の感覚器の特徴について手登根さんにお話して頂き、後半は、「なわとびが苦手な人に指導する方法を、運動分解を用いて行ってください」の実技課題に取り組みました。学生たちは、「なわとびを分解したらどんな動きだっけ?」「ジャンプする?まわす?」「リズム、どうやって説明する?」などと模索しながら動きを整理していきました。手登根さんから「ただ、がんばれ!というだけの指導ではダメだよ」と言われた学生たちにとって、運動ができない理由を理論的に整理できる機会になったと同時に、障がい者スポーツへの考え方が大きく変わるきっかけにもなったようです。